内と外、平穏と絶望、生と死。
あるものを描くときにその対極のものを見せることでそれ自体をより際立たせる、対比的な描写法。なんの変哲もない日常の隣り合わせで凄惨な大虐殺が行われていることの関心領域。核…
アウシュヴィッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族の話。
まずA24 のポスターに目がいく。自分の範囲内だけで壁の外側には無関心というのを真っ暗で表現している様が素晴らしい。
ポスター通り、アウシュヴィッ…
テーマ含め気になっていたけど、あんまり評価良くないな…どうしようかな…と迷った末に鑑賞。
強制収容所の塀を隔てた隣に住む家族は牧歌的で平和な暮らしを送っている。
家族の関心が収容所の中に向くことは…
壁の向こうで何が行われているのかは理解した上での贅沢で不自由の無い暮らし。
多くの命の犠牲の上の贅沢三昧。なんなら不満まである。
毎日の様に聞こえる銃声。人が燃やされている煙。匂い。そんな現実があっ…
低彩度で空が眩しい。青い空と緑の草花。夢のような日々に垣間見える歪みが狂気を感じさせる。取り繕った幸せ?花が映る中収容所からは叫び声だけが聞こえる。林檎。神経質と言えるほどの対称。いざ収容所が映った…
>>続きを読む「ユダヤ人が苦しみに喘ぐ収容所の隣では、家族が幸せに暮らしている。」という触込み以上でも以下でもなかった。
感受性が豊かだったり、ホロコーストへの造詣が深かったりすれば感極まるのかもしれないが、自…
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