少しだけ難しかったのと所々で寝かけてしまったやらかした
アウシュヴィッツの隣で暮らす家族たち。目に映るのはただの平凡な家族の暮らしなのに、その平凡に張り付いたように遠くから銃声の音、小さい子の声も混じる人の悲鳴、人を焼いてるであろう炎と煙がこもったように聞こえ、見えてくる。隣に住むとはいえど距離がある。その絶妙な距離が妙な不穏感と不快感をもたらしてくる感じが異様に怖かった。
直接的ではなく間接的。当事者ではなく他人事。その領域で住んでしまっているからには無関心ではない、けど意識して過ごしている訳でもない。そんな距離感で描かれるアウシュヴィッツの悲劇がとてつもなくおそろしい。
パンフレットも衝動で買ってしまった~のでたっぷりじっくり考察します。静かな映画なので寝不足の人はやめた方がいいですよ^^