物語の舞台はあるミニシアターから始まる。落ち着いた雰囲気のその場所は、どこか心地良さを感じさせる。やがて入口には映画を見ようと客が並び出す。最初の上映の開場時間が来て、従業員が客を館内に入れる。入場券を買い入って行く観客。やがて上映開始のブザーが鳴り映画が始まる。スクリーンをジッと見つめ、様々な感情を見せる観客たち。やがて上映が終了し、帰って行く客たち。それと同時に入れ替わりで来る新しい客たち。上映毎に繰り返される光景。客たちも館内で様々な顔を見せる。映画ファン、デートのカップルなど人生模様が綴られていく。やがて最終回が終わり本日の営業は終了。客が帰った後、仕事を終え次々と帰って行くスタッフ。そして館内の灯りが消え、支配人は劇場を後にするのだった。また明日。