なんとも中途半端な映画でした。
主人公の少年がゲイという設定であるので、やたらと裸体出現率が高く。
かといって、それがメインストーリーに深く関わってくるわけでもない。
なので、ゲイであるという設定がやたら目立つせいか物語が散漫なものになり、父親を失った主人公の心の痛みや悩みが、ほとんど伝わってきませんでした。ゲイの設定本当に必要?
あとはカット割りがへたくそというかなんというか、気持ちが入り込みそうになると全く違うシーンに飛ぶ、というのが何回もあり…。あっちこっちに話が飛びすぎる。
自分的には全く刺さらない映画でしたが、イレーヌ・ジャコブさんの息子さんとジュリエット・ビノシュさんの共演というのは、感慨深いものがありました。