FilmloveMIT

タイタニックのFilmloveMITのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
2.0
好きな人は好きなんだけど、「シェイクスピアの美しさは分かるけどストーリーとしてはロミオとジュリエット分からん」みたいな感覚。ついでにオペラ座の怪人も分からん
辻褄が合わなくもないしこの人物の心理が特別おかしいとかもないし悪くもないはずなんだけど、恐らく「共感するには同じ経験、トリガーポイントがなさすぎる」って事なのかなあ?
主役達より残った音楽家達の方が悲劇的だったかも、悲劇すぎて「良かった~!」となれない感じもある
個人的にはエアロスミスをセリーヌディオンにしたアルマゲドン枠に入ってる映画。

もしかしたら実際にあった事件とシェイクスピアが混ざってるので、その2つの圧倒的に違う世界観の衝突の調整が無理すぎるのがハマりきれなかったのかなあ?

音楽家達やボートに乗りきれない家族が阿鼻叫喚のこの世の地獄の悲劇やってる中、なんか横で急にロミオとジュリエット開演してる!?みたいな

シェイクスピアならシェイクスピアで、的な気持ちなのかも、シェイクスピア要素がなければ辛すぎて気軽に見れる映画ではない気もするが...

ラストの老いたヒロイン、貴婦人は美しすぎて記憶に残ってる、「ほっ」
FilmloveMIT

FilmloveMIT