ここまで完璧な映画、あるのか？
これが「映画」か...と思わされる。
不朽の名作。どこかで有名なものに対して苦手意識を持つ部分があるけれど、そんな気持ちは一瞬で吹き飛ばされる。これが本当の映画だと。
ラブストーリーでありながら、しっかりとしたヒューマンドラマでもある。
ジャックとローズとのストーリーがメインでありながら、２人との会話や話の展開の中で登場する人物の心理描写までもが繊細で、登場人物全員に感情移入してしまう。三等船客、一等船客、船員、バンドメンバー、船長、タイタニック号設計・建造に関わった者、、、全ての人間の感情や思いが、言葉や間、表情から、繊細に表現されている。スタッフや俳優の力量が、その辺の映画の比じゃない。
ただ、何より、ジャックとローズとが、何もかも全て含めて美しかった。
多くのテーマがあるにも関わらず、見ている側は全く混乱しない凄味。ごちゃごちゃしてる映画あるやんよく。
映画としてとにかく面白い。だから長さを感じないし、むしろ長くて正解なのだと思う。これだけの長さにする価値のある映画。そんで主題歌が良い働きをする...
まじ後世に残したい映画No.1。
