10年前NHKの番組で旅をした長江流域を再度訪問し、人との再会、街の急激な変化などを映し出す。
中国で著名な日本人監督が、バラエティー番組のキャラクターの様に主人公として登場する、中国の紀行番組というドキュメンタリーでもありバラエティーでもあるというギャップが、とても良かった。
チベットの奥地まで撮影出来るのは、日本のクルーだと難しい場所だと思うので、監督以外は全員中国人クルーとしてありのままの中国の姿を、監督の目線で撮って編集しているのも興味深かった。
ベテラン中国人カメラマンの方が、後半ほぼ出演者になっていて、とても良いコメントをされていたのが、印象的でした。
紀行番組としても、人間ドキュメンタリーとしても秀逸です。