ねこみ

乱れるのねこみのレビュー・感想・評価

乱れる(1964年製作の映画)
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自分から進んで白黒映画を見たのは初めてだったんだけど、良い。すごく良い。
昔ながらの商店街だったり家内だったり小道具だったり会話だったりっていうのが見ていて飽きなくて、ストーリーがあんまり入ってこないくらいだった。

2人の禁断の恋が襖や橋に重ねられていたであろう演出と、昔ながらの渋いセリフを加えた表現がなんだか心がかゆくなりながらも見ていて虜にされる。日本映画の手本になった作品として見ると、成瀬巳喜男って本当にすごい。もっと成瀬巳喜男の作品が見たくなった。

感じたい学びたいものが多すぎて1回だと吸収しきれなかったことが多いから、きっと近いうちもう1度みるだろうな。みたい。
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