乱れるの作品情報・感想・評価

「乱れる」に投稿された感想・評価

白

白の感想・評価

5.0
優婉な詩情で彩られる青春の慕情
艶かしくも慎ましやかな二人の距離が生む空しさはどう仕様もなく佳麗
yosimiki

yosimikiの感想・評価

5.0
日本映画の最骨頂
きめ細やかな心理描写
高峰秀子が細胞で演技している!
ごっつぁんでした。

列車の中最高だ。

振り返る、電気を消す、目を背ける、振り返る。

危うい若者、生きていく女。
なよなよして死にくさって何してんねん、と思ってしまいますが、カメラワークや配置はすげぇな成瀬巳喜男、計算づくだと感嘆しました。
R

Rの感想・評価

3.3
クライマックスに至るまではずっと
スーパーの登場で生活の変化を強いられる1つの町が世界の中心かのように描かれる一方で、
最後の衝撃は全く離れた場所で起こる。

周りから見れば些細に見える事でも人や生活を狂わせる危険をはらんでいると言うことが印象付けられるのは最後の最後。
名作。
DVDレンタルして一気に2回観てしまった!
あっという間の90分。成瀬巳喜男のその他の作品もいろいろ漁りたくなる。

 序盤でスーパーマーケットの進出が主人公達の商店街にとって脅威であることが語られる。卵の値段でスーパーマーケットと商店街の圧倒的な格差がわかりやすく提示されていて秀逸。高峰秀子と加山雄三らを取り巻く状況設定が台詞を通して上手に提示されていく。母親、姉妹、恋人、商店街の麻雀仲間ど、それぞれのキャラクターが皆、上手に効果的に配置されている。
 
 上映1時間くらいで加山雄三が高峰秀子に思いを伝える。これ以降、急に高峰秀子がよそよそしく女の顔になってドキドキする。
 加山雄三の姉妹はこの作品では薄情なキャラクターとして描かれている。血のつながらない関係は所詮こんなものと言わんばかりだ。小津安二郎の『東京物語』では原節子演じる娘が血はつながらないが、最も両親に親切な設定であることをふと思い出した。『乱れる』を観ながら、実際はこんなもんだよな、と妙に納得した。
 衝撃のラストはダラダラと引っ張ることなく余韻を残す。

 『乱れる』を観るきっかけは名著『映画術』塩田明彦著を読んだから。でも未見の古典映画を他人の評価を頼りに観て、結果、あまり感情移入できなかったり良さが判らなかったりすることが多々ある。でもこの『乱れる』は期待値以上の名作だった。
●'98 9 /〜名画座上映
(初公開: '64 1/15〜公開)→
'05 7/22 DVD発売及びレンタル
DVD-BOX『成瀬巳喜男 THE MASTER WORKS 1』に収録→
〇'14 11/19〜'15 4/30 期間限定スペシャルプライス版発売
配給: 東宝→
発売元及び販売元: 同上
ワイド(東宝スコープ) B/W
モノラル
9/5 11:05〜 並木座にて観賞
フィルム上映
パンフ発売無し
※フィルムスプライス多数有り。


同時上映:
「めし」
(初公開時同時上映:
「喜劇 駅前女将(駅前シリーズ第7作)」)
成瀬巳喜男監督作品、主演に高峰秀子と加山雄三、脇に三益愛子、草笛光子、白川由美など

簡単にいうと、義理の姉を好きになってしまった弟、それに戸惑う義理の姉、そしてスーパーの出現に窮地に立たされる小売店、家族関係などを絡ませ進んでいく

いつもの一癖ある家族関係と素直に終わらないラストといい、いかにもって感じです
なんか見てる間中デジャブに襲われたのでおそらく再見なのかなと

んー、しかしどうしてこんなことになったのかと
そもそも加山雄三はどうしたかったのか、その辺がよくわからないところ
その点高峰秀子側の心情などはうまく描かれていて納得できるかなと
んー、全てを捨てて出てきて尚拒絶されたからヤケになった?いやーでも急ぎすぎだし、自分と違って相手は長年弟と思って暮らしてきたわけだし、、、かといって時間が解決するかと言うと難しいところだし
恋愛は苦しくもあるものだけど、この恋愛の困難さを考えると苦しいだけのものですね
夫に先立たれる礼子と、
義理の弟である幸司の話

昭和の叙情的な世界観、
すごく面白かったです!
さちえ

さちえの感想・評価

3.9
ラストが…。思わず、え!?終わり!?と呟いてしまった。
加山雄三の笑顔が素敵すぎる。
切ない。
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