乱れるの作品情報・感想・評価・動画配信

『乱れる』に投稿された感想・評価

牧田
4.9

それまでの移動シーンが宝物のように幸せだったので、銀山温泉での一連が辛過ぎて俺たちは何と戦ってるのか…この時代の恋愛映画はみんな型と戦い最終的には型にはまっていくが、それを端的に表しているかのように…

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このレビューはネタバレを含みます

『乱れる』は、1964年に公開された成瀬巳喜男監督の作品です。本作は、夫を早くに亡くし、残された義弟と共に食料品店を切り盛りする女性と、彼女を慕う義弟との間に芽生える、禁断の愛の葛藤を描いています。…

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いわゆるメロドラマなのですが、
なぜこんなにも品があるのか。

その理由は塩田明彦氏の
『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』を
読むとわかる。
いかにして「越えてはならない一線」を
動線で演出し…

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3.9
このレビューはネタバレを含みます

成瀬巳喜男監督🤗✨

高峰秀子さん主演✨

今作は、後半の流れからのラストの衝撃が何ともいえません。
死体(義弟役、加山雄三)がつけていた箸袋で作った指輪。
死体を追いかけて、銀山温泉を走るれいこ(…

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3.5
終盤の、電車に乗ったあたりからが良かった。
ある意味、衝撃のラストだった。
3.9
はぁ、、、セリフ一つ一つが丁寧で良い
終わり方、、どうすれば良かったんかねぇ
このレビューはネタバレを含みます

わかりやすいストーリーで
とても観やすい映画だった

…が、ラストにびっくり!!
加山雄三の台詞回しが妙に軽口だったのが気になってたけど
もしかして本当はとてもショックを受けてて自殺…!?と考えると…

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tatu
4.0
戦争により半年で夫に先立たれ、18年姑の家で家業を切り盛りしていた。同居する義理の弟に告白される。
両者のお互いを思う感情の変化が感じ取られた。
最後の幕切れはあまりに意外で唐突だった、

スーパーVS小売店、嫁VS小姑、旧世代VS新世代。時代が変わっても、悲しいかな人は変われない。
酒屋をスーパーにしようと相談する際、独りで家と店を背負ってきた嫁の礼子をまるっきり除け者にするのがつら…

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9/2
記録

「浮雲」を20代に初めて観て、40代になった最近また観た。
2度ともあまりハマらず、成瀬巳喜男は自分には合わないのかもしれないと思っていた。
けど、この「乱れる」の方が自分には合った…

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