兎人らびっと

四月になれば彼女はの兎人らびっとのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.0
公開初日3月22日に鑑賞。

結婚式目前で姿を消した彼女と、昔の彼女が繋ぐ不思議な運命……

下調べ無しに見たので私的には豪華キャスト。

ワンシーンだけの出演とは言え
河合優実の存在感はさすがでした。

ボリビア(ウユニ塩湖)
チェコ(プラハ)
アイスランドでロケをした美しい映像も差し込まれているので旅行気分にもなる。

もはやクズ役じゃない中島歩は貴重です。

…と、ここまでは良いことを書きましたが、
原作?脚本?監督?が悪いのか作品全体にグルーヴ感が無い。

盛り上がりに欠けるので、映画を年1〜2本しか観ない人でも、途中でダレるんじゃないだろうか。

なんだろう作品全体を見返してもカタルシスが無いというか
残尿感のようなモヤモヤが残る。

長澤まさみのやってることは
ほぼほぼストーカーまがいなのでは無いだろうか。

動物園の仕事辞めて(休職?)ケアマネに再就職?したのにそのまま辞めて帰ってしまう
通常ならあり得ない展開も
映画内ファンタジーとして観客が飲み込まないといけないのか。

中島歩がPENTAXなら、佐藤健はKodakか。
どちらも現代では見かけられなくなった。

このクオリティでは
”四月になれば映画は”打ち切られて
見かけることも無くなってしまうだろう。
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