グランツーリスモというより、ニール監督のファンなので鑑賞。ニール監督といえば、SFアクションのなかに、格差社会とか差別というテーマを入れていてとてもユニークな印象だったが、本作は愚直なまでの超王道展開でそういった意味ではニール感はなかったと思う。しかし、作品のテーマとして王道展開ということが実話ベースという意味で寧ろ感動ポイントになっているので、とても良かったと思う。そして、VFXや実写撮影によるモータースポーツ描写へのこだわりが随所から感じられて、とても迫力があって良かった。これは確かに映画館で見るべき映画だ。
個人的にはもうちょっとメカニッククルーとのコミニュケーションとか(チームとしての)成長描写もあると良かったかなと思った。そこは尺的にオミットされていても仕方がないが。
