Netflixのオリジナル映画「ジャックフルーツが行方不明」
とある議員の庭に実っていたジャックフルーツが何者かによって盗まれて…
その犯人を探す為に警察が総動員され…
そんな展開からスタートする映画。
議員が権力を持っているのが凄くインドらしいし、それがまたアチャール(漬物)を作る為のジャックフルーツ。
その議員は更にまたその上の議員にジャックフルーツのアチャールをプレゼントする為にどうしてもジャックフルーツが必要。
と、めちゃくちゃな話をコメディタッチで描いているのだけれど、現代のインドが持っている問題を凄く提示している映画の様に見えた。
行方不明の少女たちが沢山いるのに、警察がちゃんと捜査をしない…なんていうのはきっとそこら中の警察でありそうだし、上からの命令によって冤罪を作るなんてのもザラにありそう。
コメディタッチだから楽しい感じで見ていたけれど、実はものすごい問題提議をしてる作品だよなぁーと感じた。