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哀れなるものたちの太のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
2.8
高級レストラン行ったら食べ方知らない奇妙な料理を出された感覚、どう味わっていいか、どう噛み砕けばいいかわからない。一から十まで説明が欲しいわけでは無いが自分には今作のテーマや本髄に手が届きそうで届かない歯痒い鑑賞になってしまった。残念。
自分は映画をただの娯楽として見てるので、その観点から見ると今作は単純に面白くなかった。

自由や性への主張をアートの陰に隠れてめちゃくちゃ長く説教された気もする。ただエマストーンの神がかった演技だけは大スクリーンで見れて満足です。誇張された色彩溢れる世界観も内容と相反しながら上手くハマっていて見やすい。
優しいウィレムデフォーは久々見た
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