Nene

哀れなるものたちのNeneのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0

めちゃくちゃ私好みでした!!!
ヨルゴスランティモスとエマストーンの組み合わせは女王陛下のお気に入りで確立されているので安定感。

大好きなウィレムデフォーも最高でした。

色彩の使い方の妙…
白黒からカラーになる瞬間、ベラの黒い装いも好きだった。

原作のある作品は大抵原作を読破してから臨むんですが、今回は半分だけ読んで鑑賞したのもよかったかも。

人間ってこうやって人格が形成されていくんだな…
育てたいようには育たない。
かわいい子には旅をさせよ(色んな意味で)ってこと。

子供とか育ててる人も参考になりそう。

マークトウェインの人間とは何かを想起させられるなと思ったけど、より性善説的というか。

すごい好きな考え方だし、私も進化していきたいって思った。

性描写は多いけど、実は人間の本質でそこから知性とか理性とか色々なものでバランスを取っていくんだな。


エマストーンの聡明さや狡猾さが目立つ演技、めちゃくちゃ好きなんだよな〜。

残りも読み切ろっと!
てか字幕が松浦美奈さんだった。
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