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哀れなるものたちのkanjiのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
とんでもない作品を観てしまった。
2000年以降の作品で僕の中でNo.1。

世界観がウェスアンダーソンに似ている感じもしたがより闇が深い印象。カメラワークやインテリアはキューブリックからの影響に感じた。
皮肉の効いたジョークや滲み出るホラーはヒッチコックの様で完成度が高過ぎる。

けどあくまでオリジナルの世界観で決して'紛い物"では無く全てが新鮮で終始釘付けになった。
同じ地球ではあるけれどパラレルワールドの世界を映し出してた。
そりゃ話題なるしアカデミー賞取るよ。。。

エマストーンがあまりにも美し過ぎてヌードシーンですら圧倒的に芸術になる。
オートクチュールの様な衣装もエマの美しさと交わってランウェイを観ている気分。
サントラも文句無し。

劇場で観れてよかったしこの先数年はこの映画を越えれなさそう。最高だった。
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