このレビューはネタバレを含みます
インフルエンサーの女性を主人公にネット社会の光と闇を独自のセンスで描いたスリラー???
玉城ティナが演じる主人公ミトヤマネは各種SNSで人気を集め、テレビにも出るようになりより注目を集める存在となる。
そんな中、事務所のマネージャーから中国発の新しいSNSアプリでディープラーニングにより誰でもミトの顔になれるフェイクマスクを配るという企画が持ち込まれ、より人気が出るかも?とミトはOKしてしまう。
この時にミトが言った「みんながアタシの顔になったらアタシじゃなくなっちゃうね」みたいなセリフがドキッとした。
かくして世界中にミトの顔を使ったフェイク動画があふれ、もちろん悪事にも使われ世間からミトが非難されるようになり、ネットの世界から離れて半年後って感じの話なんだけど。。。
個人的には凄く掴みは良かったと思うけどストーリーが進むにつれ、あれれ?といった感じだった。
他にもミトは時々ドキッとする言葉を発するのが良かった。
素材は良いのに料理人の料理が消化不良というか、もっと直接的にサイコパスな感じにするとかすれば面白くなったのでは?と残念に感じた。
ぶっ飛んだ作りのほうが良かったんじゃないかな?(これは個人の好みです)
ネット社会の闇、問題を突いた題材は非常に良かっただけにもったいない。
玉城ティナがモデル体型すぎて「一般人でも頑張ればミトヤマネになれる!」と思えないところが妹のミホに替わられたんじゃないかな?(たぶん違うw)