やっぱりカルカン

ボーン・スプレマシーのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
3.1
スプレマシーとは
至高,至上,最高位,優越性,主権,覇権(はけん),支配権などの意味があるらしい。
確かに映画でもナンバーワンの殺し屋だと言われていたしボーンが主導権を握っていたような気もするな…

冒頭、前作ではオレンジだった彼女の髪が金髪になっていて誰??と思った。どうやら2年ほど経った設定らしい。マット・デイモンは前作と変わらないんだけど【ネタバレ】があってから人が変わった、いや、目の下にシャドーか何か入れて化粧しているのか、と思うぐらい極悪人の顔になっていて驚いた。こういうのを「闇堕ち」というのかもしれない。本当にとにかく邪悪な顔なのでその変化に注目して欲しい。

途中、彼女の写真が複数出てくるシーンで髪の色が黒だったり茶髪だったり色々あったから結構カラーリングをする人だったんだな〜と思う。
髪の毛の話は置いといて、前作に比べて少々話の内容が複雑なため理解が追いつかないと映画に集中出来ないかも。この人は何が目的なの?なんでこの行動をしたの?みたいな疑問もぼちぼち…(自分は結局ネットで調べてスッキリ)

主人公はある意味「成し遂げる」が、最初と最後はスッキリしないので点数低め。(特に水中のシーン…あっさり放置して行ったのにはガッカリした) よく教育されたプロの殺し屋としては正しい行動なのかもしれないけど、クールすぎる主人公に中々共感できなかったのがスッキリしない理由だと思われる。

NHKBSプレミアムシネマでボーンシリーズの放送はこれで終わりだけど、なんかかわいそうだからみんなもうボーンの事はそっとしておいてあげて欲しい(´・ω・`)若干しんどい映画でした。