MitsuhiroTani

ボーン・スプレマシーのMitsuhiroTaniのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
5.0
第一作目の完成度に心を奪われ、第二作目でアレ違うんじゃ?と迷い、第三作目でアー違ってたのは私なのねと別れを告げる。そんな出会いと別れを繰り返す私にとって、シリーズ物は恋愛と同じ。 ダイハード、リーサルウエポン等、決して全否定はしないが、会を重ねる毎に作品の娯楽性だけが強まり、主人公が超人化するシリーズとは少し悲しい別れを繰り返してきたが、本作は違った。 ブラディ サンデーで一躍有名になったポール グリーングラス監督は、得意のハンディカメラでアクションシーンをまるでドキュメンタリーのように撮影。 ジェイソン ボーンの格闘や逃走を、よりリアルに、よりシャープに描き、第一作の感動をよりエッジを効かせて見せる。今更ながら本作は必見と言っておこう。
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