片腕マシンボーイ

キョンシー ~南箕輪村の反魂符~の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

2.1
夏目大一郎にしては使ってる役者がそれなりな事務所に所属してそうな人多くね?と、ハードル下げて鑑賞も…………うん、請負い仕事をそつ無くこなしました、みたいな作品で夏目大一郎らしいオリジナリティは皆無で泣けましたね、スンスン

もうすぐお引越し、この田舎町で過ごすのも僅かな時間、ってことでお友達と思い出残すべく遊びまくってやんのよ!なるも、最近この町では死体泥棒や怪物の出現といった事件が盛りだくさんなんよね!って話

とりあえずヒロインの父親役で出てきたんが木下ほうかやったからば、そこに1番の緊張感があってホラー的なハラハラがだいぶ薄れてしまったんは大問題やったよねぇ?
ちょ!娘に気安く触んなし!糞エロ親父が!仮面ライダーキバん時かて、麻生恵に馴れ馴れしくしたり……、ブルマンちゃん(キュートなラブラドール)に擦り寄ったり……ぷんすか!

あとね、ヒロインの親友役にかつての人気子役やったり、ん?イケメン先生役って……「柴公園」でポチママの弟役やった人よね?あ!仲本工事とスギちゃんおる!おや?「西成ゴロー」シリーズの上西監督や!
と、普段の夏目大一郎映画では三輪ひとみくらいしかネームバリューある役者見れないのに、本作には知ってる人がいっぱい出てきてビックリしたよねぇ、あのまっくんって方も有名なんかなぁ?可愛かったけど

ただまぁ、そんだけ有名?どころ集めてしまったが故か?夏目映画にしては大人しくて無茶できないんやろなぁ?って感じの作品でしたね
まぁまだ不祥事発覚前の木下ほうかへの忖度のみな気もしますが……

とにかく本作は冒頭のギャルがキョンシーに遭遇するシーンのワクワク感がピークで、その後は仲本工事への体操弄りくらいしか見どころが見つかりませんでしたね、恐怖映画としては3流、キャラクターにもまっくん以外に魅力は感じず、アクションシーンはやられ役キョンシー駆除班3人組の身体能力に頼りきったへっぽこアクション!撮影技術が微塵も追いついていないんが気持ち悪くてゾワゾワすっし、ポンコツやけど振り切らない退屈な方のポンコツ!
あ、あとエンディングのオリジナルキョンシーソングは悪くなかったかも!夏目大一郎作詞作曲やったかなぁ?

うん、そんなへっぽこ作品やったんで、夏目大一郎映画ならビッグサマーや心霊食堂シリーズ観た方が良いと思うよ!まぁ夏目大一郎映画目当てな映画ファンなんて結局ポンコツしか求めてないやろかやどっちでもいいんやけどね!ピョンピョン