すえ

パペットシャークのすえのレビュー・感想・評価

パペットシャーク(2022年製作の映画)
2.6
記録

【知ってた。】

『ジュラシック・シャーク』、そしてあの伝説の『ウィジャ・シャーク』を生み出した名匠、ブレット・ケリー。
今作は『パペット・シャーク』という文字通り全編パペットたちによって成される作品。カタカナばっかりで何だか頭が痛くなってきた。

パペットだからといって特にいつもより面白くなっているというわけでもなく、可愛さが増しただけのクソ映画ではある。けれど、サメが普通に喋ったり、サメ映画なのに海に行くのもやめてしまっていたりとツッコミどころが多くて楽しめた。低予算ゆえにグリーンバック使ってるのバレバレだったのも愛せる。

サメ映画でなぜか森を歩くシーンがあることについて言及する、素晴らしいメタ発言。視聴者がそれを期待しているからだと抜かしている、くぅ~、こいつぅ~!

“サメ映画だから”でなんでも許されると思うなよ、制作側がこのスタンスなのは嬉しい、ずっと作り続けてくれ。

👩「サメよ!サメだわ!私の守護動物なの」
👦「そいつは“しゅごい”が帰った方がいい」

余りにも長いエンドロール、流石だ。大した量もないのにエンドクレジットが流れるスピードが遅すぎる、尺を伸ばすな‼️

キャンプをしていた子供たちの声優は、ブレット・ケリーの子供なのだろうか。そう考えるとなんとも微笑ましいな。

ブレット・ケリーとマーク・ポロニアにはこれからも素晴らしいクソ映画を作り続けてもらいたい!対戦ありがとうございました!

2024,9本目 1/17 AmazonPrime
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