Jellyfish

BAD LANDS バッド・ランズのJellyfishのレビュー・感想・評価

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)
5.0
ヘルドッグス (2022) の監督 原田眞人 が黒川博行の原作小説を映画化。

今年見た国産エンタメでトップクラスの面白さ (元来あまり見ないジャンルではあるが)。無駄がなくスピーディーで饒舌、それでいて叙情やテーマ性もある。詐欺師グループを追う警察側のキャラ造形も隙がない。約2時間半と長尺ながら全く飽きさせない。
前作ヘルドッグスも良かったが、群像劇としての面白味が加わった本作の方が、出来はずっと上と思う。個人的にはロケ地大阪の動物園前、天王寺、西成など近年馴染みになった風景が見れて嬉しい。

安藤サクラ、宇崎竜童、吉原光夫 いずれも素晴らしい。天童よしみ はじめサブキャラたちのキャスティングは見事。
山田涼介 も頑張ってる (監督によれば沖田総士のイメージだとか)。裸体のサービスショット多数、彼目当てと思しき女性客も多数。
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