このレビューはネタバレを含みます
前半、早くてぼそぼそと呟くような関西弁が殆ど聞き取れず、話についていくのに必死…中盤からは耳が慣れてきたのか聞き取れるようになり、寧ろそれが凄みにもなっていて良かったのだけれど!笑
胡屋がただの性癖やばめ男で終わってしまった感が否めず残念………もう少し手応えのあるヒールであって欲しかった!
あとは色々と社会問題を匂わせながらも全体のストーリーが個人の復讐劇に収斂してしまったのも残念だったかなあ…それならそれで復讐劇に徹してほしかったかも。
その意味ではリュック・ベッソンのANNAの方が好み。
でも、ラストの描き方は私の癖に刺さった…(無事逃げ切れるのか微妙な感じの、中途半端な自由の手に入れ方)
紙の月とかもね、いいよね、
それにしてもキャップを深く被り直す安藤サクラのカッコ良さよ…