トトCINEMAライフ

大いなる勇者のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

大いなる勇者(1972年製作の映画)
3.5
ロバート・レッドフォード主演の大自然を舞台にした過酷な環境と状況に立ち向かう1人の男の物語

BSプレミアムは、やたらと西部劇が多いのと、ロバート・レッドフォードが嫌いではないが主演としては前から余り魅力的では無かったので期待せずに見たら、静かな山岳の舞台でサバイバル的に生きていくのを見るだけで西部劇より新鮮だったが現地住民との触れ合いと絆と別れ…そして戦い、恐らく一見美男子肺兪ロバート・レッドフォードとは分からない風貌と野性味ある格闘シーンは動きも素早く、彼の出演映画では一番か、二番の演技の作品。監督が色んなタイプの作品を撮り、俳優でもある名匠シドニー・ポラックなので演出にも無駄が無く、だだっ広い雪山がメインの舞台なのに退屈せずに見られた。原住民達の戦士というより、本能の殺し屋的な無言の強襲も緊張感があり良かった