昨年見逃した作品。タイトルとメインビジュアルで観たくなるのは久しぶり。
せっかくなので映画遠足221回での参加。
正直に言うと、何だこりゃ！見終わって困惑したのです。完全に、昭和だし、胡散臭いし、意味不明なスポ根だし、いいところで、すかさせるし。でも、これって完全な狙いとわかってからジワジワ来たのです。想像を軽く上廻るバカバカしさ。巨人の星、野球狂の詩、そしてかるいロマンポルノ(絡みや脱ぎはありません)を彷彿させるシーンだらけ。メインのキャラクターもわけわからんレベルが最高!
日芸出身の小野監督、無茶苦茶オールド映画オタクだそうです。だからこそ、そんな映画ネタが散りばめられてます。
私の好きなシーンは、夏子が何度も押入れに入ること。それと、後生だから身体だけは〜！なんて、いくら昭和でも言わないし(笑)。渋いお声がとても素敵な重野役藤田さんとお話しする事が出来て撮影時の面白い話題を沢山聞くことが出来ました。感謝！今、シネマ・ロサで凱旋公開中。ユニフォーム着た重野さんが館内を意味もなく徘徊してますので、それも含めてお楽しみ下さいませ!
