るなしー

ラブ&ポップのるなしーのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
4.5
物もひとも世界も変わっていくさみしさ
じぶんには何か足りないと感じるさみしさ
後ろめたい行為をすることでさらに悪化する行き場のないさみしさ
じぶんは誰にも触れなくて、じぶんにも誰も触れないと感じるさみしさ
ひとりだけ世界からすこし浮いているような感覚、もしかしたら明日には何でもないような存在になっているかもしれない何かのためにその日を生きてみること
不安定で捻くれられなくて、自傷行為のような気分を抱えて生きる日々
こんなきもちで過ごしていたころを思い出した
誰だってきっとさみしい


カメラのアングルがいろんな視点でおもしろいけど
コラージュみたいにバシバシ切り替わるから
三半規管よわいとちょっとしんどくなる
めちゃめちゃエヴァっぽいとおもったら庵野秀明なのか〜、ファンってほどでも詳しいわけでもないけど、やっぱりこの人の表現や感性かなり好きなのかもなあ
るなしー

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