たむランボー怒りの脱出

誉れの一番乗のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

誉れの一番乗(1926年製作の映画)
3.5
アイルランドものであり、後半は渡米もの。『血涙の志士』や『静かなる男』でも出てくる馬の障害物競走。相変わらず落馬が派手で凄い。馬も人も絶対に無事では済まされない転び方をしている。今こういうのは動物愛護的に撮れないんだろうか。サイレント映画って無茶やってても無茶に見えないような映り方をするなあ。
恋人との一時的な別離のときも彼が落馬するときも、ジャネット・ゲイナーは安易に駆け寄ることなくただ遠くから眼差しを送っている、というこのあくまでも控えめであることがむしろ思いを強くしていて、演出やな〜と思ったり。
障害物競走時の落馬=交通事故+人間の落下?