たむらまさあきさんの映画レビュー・感想・評価

たむらまさあき

たむらまさあき

★付けてるのは日々の記録、付けてないのは過去に観た映画の記録です。ベストムービーは順不同。
プロフィール画像は小津安二郎『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』より「おどけた父親」です。

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奴隷契約書(1982年製作の映画)

2.5

黒塗りのインパクト凄いな。
黒人の真似事というのもあるだろうけど、一番の狙いとしては性的身体の抽象化っていうのがあると思う。

宇能鴻一郎の濡れて打つ(1984年製作の映画)

3.8

エレベーターの空間を色んな角度から撮って実験している感じ。

眼鏡割れてからのカメラ小僧、本当に男前に見える。

生贄夫人(1974年製作の映画)

3.7

小沼勝っていちいち部屋の撮り方かっこいいよな。

浣腸したあと脱糞のタイミングでめちゃくちゃ仰々しい音楽鳴るの最高。(『奇跡の丘』でイエスが奇跡起こしたときに鳴るくらい大袈裟なやつ)
性器が異常発達し
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さすらいの恋人 眩暈(1978年製作の映画)

4.1

これは傑作。
ロマンポルノって本当にどうしようもないような作品の方が多くて、傑作は一握りだと思うけど、これは紛れもなくその一握りのやつ。

氷の噴水を歩くという詩的かつサスペンスフルな場面を冒頭にもっ
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

3.3

音楽=連続的、映画=似非連続(不連続な断片を編集で連続っぽく見せてる)という関係がある以上、演奏主体が撮されるライブシーンの主役はあくまでも音楽であってほしい。
この映画の場合、ライブシーンは細切れに
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血の魔術師(1972年製作の映画)

3.1

原因と結果についての映画。
マジックショーで切断された女は舞台上では死なず、必ず「遅れて」死ぬ。
原因(ノコギリ)と結果(死)のこういった時間的なズレ。

また、舞台上での凄惨な殺人を観客が見ていると
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

2.0

日本の地獄映画以外で舌引っこ抜くシーン観たの初めてかも。

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

3.3

フェリーニの爆走シーン、マリオカートのタイムトラックを一人でやってるときみたいな感覚ないですか。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優が最後に恋に落ちる場面は、ワンカット+クロースアップで撮された赤い付箋がこの物語の強さを保証している気がする。
あのカットだけで「恋に落ちる」という当事者以外は誰にも分からないような感情を視覚
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

『海街diary』において「見えづらいもの」として表されていた花火は、『万引き家族』において「見えないもの」になってしまう。音声のみの花火。

レイプ25時 暴姦(1976年製作の映画)

3.2

登場人物がぜんぶ観念的な存在という感じ。
自らに課せられたそれぞれに性質の異なる観念を行動にして表していく。
行動には理由がなくて、その行動の結果でしかドラマが語られない。
当然、全くエロくない。

団鬼六 少女木馬責め(1982年製作の映画)

3.7

だだっ広い校庭でなおかつダイナミックな移動撮影を用いつつも出来事としては単なるラッキースケベが起こっているだけというオープニングからしてただ者ではない。

DOOR III(1996年製作の映画)

3.7

『回路』での激コワシーン、「つまずく幽霊」の元ネタはこれなのかな。

サファリ(2016年製作の映画)

4.2

肌の弾痕から血がちょうちんのごとく膨らんだり、キリンの内臓が急激に膨張したりする。自生性の映画。

四畳半襖の裏張り しのび肌(1974年製作の映画)

1.5

「男と女はアレしか無い」と言う芹明香。
まさしくこの映画はいかなるドラマ的な盛り上がりも見せることなく「アレ」しかない映画。

魔性の香り(1985年製作の映画)

3.8

窓、階段、メンヘラ、これらの要素が合わさった末のラスト。これぞ石井隆。

あと、屋上から地上へのズームインと地上から屋上へのズームアウトをディゾルブさせることによる効果。

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

3.5

歩く運動から始まるカットは、その歩く運動にわずかに遅延して映像が始まっているような、そんな心地がする。

傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

4.0

アララギとキスショットのバトルは『ブレインデッド』。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

5.0

話の転がしかた巧すぎ。
これって三谷幸喜が一人で全部の台詞書いてるんだろうか、発言のタイミングとか仕草も含めて。すごい情報量なんだが。

オカルト(2008年製作の映画)

4.3

クトゥルーっぽい物体を見たときの宇野祥平が言う「気っ持ちわる!」の言い方が草。

LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

泥吐き女の設定だった中谷美紀が中盤から吐かなくなるの何で。

ほんでやっぱりラストのドッキリ装置は本当に最高。
いかにもなメロドラマ音楽がプツンと途切れ、安達祐実の折れ曲がった死体(ローラ・パーマーの
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さようなら(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ブライアリー・ロングガ腐敗していく過程、あれどうやって撮ってるのか!
めちゃくちゃカッコいいんだが。

バリエラ(1966年製作の映画)

3.3

遊戯。
ヌーヴェルヴァーグとか、その周辺の映画における主演男優のアクロバットさ。

春のソナタ(1989年製作の映画)

4.0

ゴダールを連続で観るのは無理やけど、ロメールは無限に観れる。
なんでか。ロメールが日常系やからや。

それは観てもろたら分かる。
登場人物の会話を楽しむこと。会話の内容はもとより、会話してること自体を
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花に嵐(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ありさ先輩の態度が最後にちょっと緩和されてるのおもろい。

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