内容そのものに関しても演出に関しても終始暗い展開。
みんな綺麗なものに惹かれるのは当たり前ではあるし、ネガティブな現実から目を背けたい気持ちも誰もが当たり前のように持ち合わせている。
しかし、背けてばかりもいられない現実が現代において、そして身の回りの近い位置で確かに存在することを実感させられた。
また、みんな生きることに意味とか深みとかを考えすぎなのではないかとも感じた。
生きてる事で大義を成すのも成さないも、世に貢献したりしなかったりも、いろんな形が存在する事が自然だと感じる。
いずれも、価値がない、手間ががかかる、役に立たない事が死ぬべきという極論に達する必要はないと思う。
