相模原障害者殺傷事件をモチーフにした映画。
実際の事件が強烈だったので、気になってた作品をやっと観れたという感じ。
カメラワークなど気になる所が多かったので若い監督さんかと思ってたら石井裕也監督だ…
Amazon primeで視聴。
【この物語を一言で言うと】
重い病気を持って生まれた息子を亡くしたことをきっかけに小説が書けなくなった母ちゃんが障害者施設で働き始めた結果、周囲にヤベー奴ばかり集…
これが現実だと思った。
磯村さんが演じる男の言葉一つ一つが私を抉った気がした。
特に「貴方の親友に子供が産まれて、その子が障害者だったら、貴方は素直に喜べるか?」など、人間が普段綺麗事のように言って…
目を背けるのは簡単。関係ないと距離を置くのも簡単。軽い善の言葉を吐くのも簡単。現実から逃げずに生きていくことは可能か。作中のさとくんに対して畏敬の念のようなものを抱くことは間違っているのか。ただ法治…
>>続きを読む実際に相模原市で起きた殺人事件を基に障がい者施設の倫理的ジレンマを取り上げた作品。
高齢出産と障がい者施設をうまく結びつけたストーリー展開がとても好みだった。
さとくん(磯村勇斗)と堂島洋子(宮沢り…
数年前に起きた障害者施設での事件を元に作られたのは分かるが、ドキュメンタリーとして事件に真摯に向き合ってる訳でもなく、ただ時系列に物語化しているだけで障害者を見せ物的に描いている点やそこから未来に繋…
>>続きを読むあまりにも辛い、苦しい、目を向けたくない現実をとにかく突きつけられる映画。
悲しすぎて苦しすぎて何度も途中で止めた。
障害者、意思のない者(意思疎通ができない者)、言葉を使うことができない者、そう…
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