製薬会社ファンヤでの任務に失敗し囚われの身となったヤーシュエン。交換条件で提示されたのはある人物の生捕り任務。夫で元最強のボディガードの チャン・ハンが妻の救出に動き出すのだったが…。
肉弾戦!!ソードアクション!!ガンアクション!!監督の「俺の撮りたいアクション映画はこれだ!!」感が溢れだした作品!!でもセンスは今一つ!!既視感の有るシーンの連続だ!!そしてアクションを優先し過ぎてるせいか、よく判らないところや辻褄が合わないところの連続だ!!
生捕り任務のタイムリミットは48時間。主人公に知らされる時点で残り18時間。(軽症の)子供を病院に運び込んで残り10時間。漸く残り8時間で任務開始。その後2回だけタイマー表示が出ますが、以後はタイムリミットの話は全く触れられず…。敵陣に乗り込んで倒したザコキャラの襟仕込んだ盗聴器も回収されず…。そもそも詳細を全く聞かずに乗り込んで行く主人公がとても優秀なボディガードとは思えず…。途中スーツに着替える必然性も無く、全編通して見せたいもの優先でシーンや小道具の説得力が無い…。もう突っ込みが追い付かない!!
そして取って付けたような物語パートの連続なので本編67分とかなり短い筈なのに結構間延びしている感じがする…。
最初は失笑してましたが途中から段々と楽しくなってきて、物語そっちのけで荒を探してしまってました…。完全に良くない観方ですね…。
とは言えアクションは見応え有りました。コブラ団の殺し屋「刺狐」「刺狼」と戦闘は良かったです。
何だかんだ言って全体的には結構楽しみながら観賞出来ました。
