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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のguのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

令和仕様のマイルドな工藤とシリーズ最強の市川。
『カメ止め』で見た場所じゃん!というのは途中から気にならなくなった。
足がめっちゃ早い赤い女、金属バット常備、「捕獲」。シリーズのファンには嬉しい要素満載だけどセルフパロディ感も強い。
『トイレの花子さん』を更に過激にしたワンカット時間旅行。
工藤の「有害な男性性」の清算というテーマもあってコワすぎシリーズにしては後味爽やかなのだけど、倫理やコンプラギリギリアウトな暴力性と悪意が面白さの原動力だったんだなと再認識させられてしまった。
キャラは相変わらず魅力的。白石ワールドはかませの霊能力者もそれなりの実力とプロ意識を持ってるところが良いし、何と言っても珠緒師匠が最高だった。
とはいえ、怪異の原因となった犯罪の扱いに配慮が足りない気も…。
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