ぬん

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のぬんのレビュー・感想・評価

3.2
ラスト15分が鬼がかりに面白いけど
前半は…かなりキツめ、

今年のドラえもんは音楽!

ある日出会った謎の少女、
少女は音楽が電気的なエネルギーとなる
滅びた惑星の最後の生き残り。
遥か遠くから襲いにくる音楽を喰らう怪物を
全員でぶっ倒す話。

かなり予告詐欺な作品で、
そんな綺麗な映画ではなく、
遊星からの物体xのような超SFな作品。

前半のび太たちは、相棒楽器を決めて
ドラえもんの道具でレベルアップを図りながら
音楽の力で、少女の宇宙船を直していくんだけど
その辺りが結構退屈。
※ソシャゲのチュートリアルのようなイメージ
ゲーム的な感覚で、
ダンジョンのタスクをクリアすると
次に行ける感じなんだけど、それが辛かった。

でも、映像は過去一綺麗だし、
音楽、展開共に嫌いではない。
最後の15分は、伏線的に?なところは
多少あるけど、かなり伏線回収もドドドン!と
こなしていくから超盛り上がる!
そこを見るために映画館に行くのは良い。
けど、コーダ、ブルージャイアントのように
あのシーンはドラえもんでも再現されていて
かなりいいテレビを持ってない限り
家では感動できないと思う。

ミルクボーイ、愛の不時着、
タンバリンの芸人、推しの子、含め
若者意識した小ネタは多くて、
藤子先生の作品を現代版にアップデートした
作品には仕上がっていた、

去年の方が好きかな。

謎にエターナルズ味も感じたし、
ドラえもんファンなら喜ぶ過去曲を
音楽映画ならではのアレンジもあるので、
そこは必見かも。


リコーダー×のび太 もっと見たかったな。
ぬん

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