あき

インビクタス/負けざる者たちのあきのレビュー・感想・評価

3.8
マンデラさんが大統領になってそれまでクソ雑魚だったラグビーチームがW杯で優勝するお話。前半30分くらいは、アパルトヘイトが終わったばかりでまだ白人VS黒人感が残っている南アの人間関係がめちゃくちゃシリアス。あーこういう系の映画か...って思ってたら後半はラグビーによって国全体が変わっていく激アツスポーツムービー。ラグビーなんて興味ないし知らない!と思っていた自分でも、ラグビーを知らない子ども達に教えるシーンや大統領のボディーガードたちの会話の中で主なルールについて学べるので問題なし。チームの戦略を変えて計画的に勝つというよりは、主にマンデラさんがチームの精神面を変えることによって快進撃が起こる。「この国には何か誇れるものが必要だ」と言ってラグビーに力を注ぐマンデラさんカッケー。後半30分のW杯のシーンは呼吸音やスローモーションによって純粋にかっこいい仕上がりに。ただ、大統領のボディーガード達が仕事しないでラグビーに熱中してるのがちょっと気になってしまった...仕事しろ!!笑 マット・デイモンはアクセント頑張ってたし、モーガン・フリーマンは相変わらず最後のナレーション担当してるしで概ね満足です。観て損はないし、とても観やすい映画だったのでオススメです!
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