インビクタス/負けざる者たちの作品情報・感想・評価

「インビクタス/負けざる者たち」に投稿された感想・評価

ken

kenの感想・評価

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差別のお硬い作品だと思って敬遠しているすべての人に見てほしい。熱くなれる
tak

takの感想・評価

4.1
映画で知る異国の現実。それは僕らを驚かせ、僕らの視野や世界を広げてくれる。こういう感動に出会えたとき、僕は映画を観続けてきてよかった、と心底思う。今年サッカーワールドカップ開催国である南アフリカについて、僕らはアパルトヘイト、金やダイヤモンドの産出国であることくらいしか習わない。初の黒人大統領であるネルソン・マンデラ氏のことは知っていてもこの映画で描かれたような苦労を経て国を治めてきたことは知るよしもなかった。30年もの間獄中にいたにかかわらず、それでも白人に対する復讐心や葛藤を抑えて赦せる気持ちをもてる。それは想像もできないくらいすごいことだ。赦すことが世界を変える。そんなマンデラ氏のスピリットや祖国への思い、そして不屈の心に僕は感動した。ハリウッド映画が異国の題材を描くとき、それは時として過剰に美化されたりするものだが、この映画にはクリント・イーストウッド監督敬意がひしひしと感じられ、単なる感動作に終わらない。

 アパルトヘイト政策がなくなった後とはいえ、国中には憎悪があった。白人が好むものを嫌う黒人たち。ラグビー代表チームもアパルトヘイト時代の悪しきものの象徴とされた。チーム名やユニフォームを変えようとする黒人たちに、マンデラ氏は一人反論する。少数派となった白人が”黒人はすべてを奪い去る怖い存在”と思ったら国が破綻してしまう。少数派の意見も尊重する姿勢。素晴らしい。そして、アパルトヘイトで知られる恥ずべき状況があるだけに、対外的に何よりも「誇れるもの」を国民は求めている。ラグビーワールドカップで自国チームが活躍すれば世界中が南アフリカに注目し、誇りを得ることができる。その信念を貫こうとすマンデラ氏の姿勢を周りが少しずつ理解し始める。無理解や不寛容が人と人の溝を深める。互いを理解しようとするコミュニケーションでこそ、人は変わることができる。もうラストは涙があふれてくる。

 クリント・イーストウッドが監督の映画はとにかく説得力がある。テーマがいい、役者がいい、それはもちろんだが、何よりも映像が雄弁なのだ。例えばマンデラ大統領初登庁の場面。黒人が大統領になったことで職場を去ろうとする職員がいる。多分他の監督ならグチる職員の台詞や空席になったデスクを大統領が見る場面を入れて説明くさいものにしただろう。だがイーストウッド監督は違う。警備二人を連れた大統領が、執務室に向かうのに、箱を抱えた白人職員が黙ってすれ違うのを正面から撮るだけ。何の台詞もなしに、大統領が置かれた状況を一気に見せてしまう。冒頭、道路をはさんで、ラグビーをする白人とサッカーをする黒人を見せるのも実に象徴的で、この後人種を超えた融和へ一歩進むこととの対比が見事。ド派手な打ち上げ花火ばかりの現代ハリウッドで、きちんと敬意をもって懸命に生きる人間を見つめるイーストウッド監督。良作を次々世に送り出しているその仕事ぶりは、語るべき物語を一つでもこの世に残したいという気持ちに思えてならない。こういう実話が人々の心を打つ限り、まだまだ世の中捨てたもんじゃない。
k

kの感想・評価

4.2
イーストウッド監督にモーガン・フリーマンとマット・デイモン。外れるわけないです。すごく、いい映画です。

このレビューはネタバレを含みます

勝って、克つ。

ラグビーを通して国を精神的に統一する支配されざる者ネルソン・マンデラ大統領の話。

モーガン・フリーマン持ち込みの企画にイーストウッドのオバマ政権への期待をぶちこんだ作品。

今回、モーガン・フリーマンは格言しか言わないので、メモを取るように!
「私が我が運命の支配者」。
数々の困難に打ち勝ってきた
マンデラの言葉だからこそ
選手の原動力になったはず。
 
ただ試合のシーンが
単調に感じたのは自分だけ??
じっさいに起こった奇跡のラグビーチームのお話😀

そして奇跡の裏には稀代の天才政治家の尽力があった事を知る👶

知れば知るほど偉大なる革命家マンデラ。奇跡の連鎖をこの1本の素晴らしい映画を通して見届けよう😳
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.6
映画も良かったが、この実際の出来事自体に感動した。映画で誇張されてる部分はあるかもだが、やっぱりマンデラさんは凄いよ…。彼を演じるモーガン・フリーマン、やっぱり味のある良い俳優さんだねぇ!本編入る前の、彼演じるマンデラさんの語るシーンだけでもう泣けた。

この映画のタイトルにもなってる、英国詩人ウィリアム アーネスト ヘンリーの詩「Invictus」、すごく印象的だった。「I am the master of my fate. I am the captain of my soul.」。心に留めておきたいわ。

クライマックスの対オールブラックス戦、私、オールブラックスのファンでもあるんで、正直初めは応援する側を心が決め切れてなくて混乱した。
スポーツは政治利用されることが多く、いい意味でも悪い意味でも確実に人のこころを動かす力をもってる。
スポーツの祭典の背景を知ることは、とても重要だと感じた。
たくや

たくやの感想・評価

4.5
本当にクリントイーストウッドは魅せ方が上手い。もちろん脚色してるかもしれないが、事実は事実だし、やり過ぎ感もない。人種問題は根深いが、このようなスポーツなどで一つになれる勇気を与えてくれる。それを映像で表現できる映画は本当に素晴らしいと思う。
また良い映画に出会った。
nanamonta

nanamontaの感想・評価

3.4
感動モノ!!と思ってみるとなぜだか感動しきれず適当に食べながら観てしまった。
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