むらちょ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇のむらちょのレビュー・感想・評価

2.0
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ3部作品の最終作。
最後に相応しい大作になっているのかと期待して鑑賞したが、前2作に比べてスケールダウンしていて残念でした。
冒頭からテーマ曲に合わせて獅子舞の舞の印象的なシーンがあり、外国に武術で脅威を見せつける為に武術大会を開くことになる。
その後も獅子舞が重要なファクターとして物語が進行していくのだが、いまいち獅子舞の存在の意味が分からないので、最後の武術大会が、獅子舞を使って格闘しなくてはいけない理由がよく分からないまま進行。観てる方も格闘シーンで獅子舞が邪魔していて凄さが伝ってこない。完全に演出の失敗だと思いました。
敵の流派だった鬼脚が足の怪我をきっかけに味方になるシーンはこのシリーズの中で秀逸でじんときましたが、全体的には普通のカンフー映画になってしまったかな。
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