すげえ！なにこの脚本！終盤で伏線がどんどん回収されていく無駄のないストーリー！
なのにまったくワクワクしねえ！！
現実のイギリスの周りを囲う壁があり、壁の外にはおとぎ話の世界が広がっていて、外の世界に落ちた星を拾って恋する女性にプレゼントしようとする若者と、
星を食べることで永遠の若さを手に入れられる魔女と、
星と一緒に落ちた王位継承のルビーを手に入れようとする貴族とが邂逅する、期待せざるを得ない設定！
なのにまったくワクワクしねえ！！！！
テンポよく進むし、飽きずに最後まで見られたんだけど、なのに…なのに、どうして……
まったくワクワクしねえ！！！！！！
いや、考えてみればテンポが良すぎて薄っぺらに見えるとか、「壁」が低すぎてよじ登れば誰でも超えられるやんこんなの！とツッコんじゃったりだとか、王位継承に敗れた王子たちが死因に則した見た目の幽霊になってるから頭に斧が刺さってたりだとか、寒いギャグをぶっ込んでくるのが悪いんじゃないかな。
内容は「恋多き若者が真実の愛を見つける」という王道展開と、上記の通り怒涛の伏線改修が見所の脚本とテンポの良さ。
スッキリ見られる映画が見たいって時にはオススメできる（と思う。。。）
