トノモトショウ

市子のトノモトショウのレビュー・感想・評価

市子(2023年製作の映画)
1.0
杉咲花の演技とセンセーショナルなテーマがもたらす衝撃はあるが、映画としての構成があまりに稚拙で呆れ返る。物語の視点がブレブレなせいで一貫したストーリーが表出せず、そのくせ早い段階でネタバラシを始めてしまうのでまったく没入できず、かといって余白だけ残して無造作に終わらせる、邦画の膿のような作品。