ぷーまん

次元大介のぷーまんのレビュー・感想・評価

次元大介(2023年製作の映画)
3.4
うーん。
次元か?これは。

最近のルパン3世だと五右衛門が不二子に振り回されるような意外な一面があっていいなって。
それも今までの五右衛門があるから。五右衛門意外と可愛いじゃんってなるわけで。。


次元の映画ということでスコッチウイスキーを飲みながら見れるかと思いきや、ビール。。
いや、モヒートが合うような映画でした。


今回の次元は次元にしては良く喋る!

今作はちょい無理があるのかなって。
従来のルパン3世だとルパンが物語の主軸となって、会話の相手として次元がいる。
次元と五右衛門は喋らないと言うキャラ被りしてる。
次元はパートナーに近く。
五右衛門は武道家の外注に近い。(つまらぬものを切ってしまった)のようにあくまでも五右衛門は本筋は刀なのである。
でも次元はあくまで仕事のパートナーとして物語を進めるんだよね。その違いは近いけど遠くて。

次元はあくまでも仕事をするかっこよさ。
五右衛門は達人としてのかっこよさ。


次元は毎回仕事の愚痴を言うんだよね。
「また不二子か-」
「また女か」
というようあくまで本筋はルパンが回して視聴者が思ってることを次元がダンディーにいう。
次元はなんなら話すらせず、足を組みながらテーブルに上げてるようなやつで、俳優よりモデルなんです。
ルパンは俳優。次元と五右衛門モデルのような感じ!
そんな構造かと思います。

でも今回はルパンのように次元が物語をまわさなくてはいけない。

なので次元がめちゃ喋る!
これが今作の次元が次元じゃない私の理由です。

もっと次元をしゃべらせない。映像テクストとして今作を作って欲しかった。
映像だけでかっこいいそんな次元が見たい!

もちろん本作はルパン三世の新たな一歩としていいものであると思いました!
ぷーまん

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