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エクソシスト 信じる者のKのレビュー・感想・評価

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)
3.1
映画の日だったので公開日に観てきた!

個人的にやや微妙だったかも。卒論で無印を散々観て研究論文も読んでたので、予備知識完璧だったってのもあるかなあ。基本的に無印をそのまま現代verにしつつ、白人家族vs黒人家族みたいにしてた。アメリカのホラーは家族同士を戦わせて、宗教観をごっちゃにしてマジで何がしたいのか分からなくなってきてる。ミソジニー要素も多過ぎるし(キリスト教だから仕方ないのか?)、色んな意味でなかなかのカオスさでした。結局ハピエンだったのかもわからんし、意味不な死が多すぎる。意外とグロさは無かった気がする(無印に比べると)…ただやっぱり顔の特殊メイクは昔より技術力が圧倒的に跳ね上がっているので、そこは凄いな~リアル~って感じた。

続編だからそのまま続役でちょっと胸アツ展開ある。無理やり出してきた感はあったけど。
最後の残された家族はどうなるんだろ~って思った。大体ヒステリックな母親がホラーの鉄板だったけど、遂にそれが父親になった。父親の精神状態の不安定さが家族崩壊の鍵になってしまった。多分ホラーに限らずだけど、映画内でどんどん父性が弱くなってくのは、女性が力を持ち過ぎるようにも見えるんだよね。気持ちやり過ぎ感あるのはどうなの…?

あと解離性同一性障害のワードが出てこないホラーは無いんか?くらい出てくるまた出てきた。無印にはギリ出てこなかったのに。何故そこまで固執するんだろう、不思議。
K

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