エクソシスト 信じる者のにゃっぷのネタバレレビュー・内容・結末

往年人気作の続きをやろうシリーズ。もっと現代的にやればいいのに。70年代引きずりすぎ。もちろんA級ホラーの味わいはかろうじて。エクソシストの名に忠実正統な後継であろうとする努力はわかるけど愛と団結みたいな説教くささはいただけない。今作カソリックの神父がまったく役立たず（お！きたよきたよ！と思ったらアッサリやられる感じはよかったけど）で悪魔に向き合う柱が複数にばらけた設定が弱い。底知れぬ恐ろしさを求めてエクソシストの場合は観に行くわけで、ファミリーお涙ちょうだいを見たい訳じゃないしなと。
なのでエクソシストとしては、
フリードキンのオリジナルがやはり金字塔で、その次がだいぶ下で3で、だいぶとんでこの信じる者で、遠くゴミな2とビギニングってことで。
シンゴジの庵野みたいな感じで、アリアスターにエクソシストやらせてちょっとカツ入れて欲しい。

パレスチナとイスラエルのことをみてると、宗教戦争なんだが、あんな、悪魔の仕業を神の名を下でやるわけで、やっぱ悪魔勝ってるなと思うわな。