最高でした。
バランスが大事なんだと巧は言った。
野生の鹿は絶対に人間を襲わない、手負いの場合を除いて。
巧＝鹿ということなのかな、花の迎えを毎回忘れ鹿狩りの銃声で思い出す。
それか巧が首を絞めたのは単に鹿が人を襲うのを見せないため？
考えても分からないかもでも考えるのをやめるのは勿体無いと思える映画でした。
コロナの助成金を得るためのグランピング開発、地域への説明会。
問題だらけの開発に対して指摘する人達も
嫌々グランピング開発を担当させられた2人もどっちも悪くない。
正に「悪は存在しない」わけで、ただただバランスが崩れてしまっただけ、もしくはバランスを戻そうとした結果？
石橋英子さんの不穏なのに心地良くて、ずっと何かが起きそうな音楽が最高でした、
音楽がスッと止むシーンも印象的です。
役者も素人っぽい演技が光ってた。
それにしてもこんなに面白い映画作れるのすごいなぁ、終わった後困惑しました。
一つ一つの会話も妙にリアルで、面白かった。
