たかちゃん

ハピネスのたかちゃんのレビュー・感想・評価

ハピネス(2024年製作の映画)
2.5
話の展開が直球で、変化球がない。つまり、ひねりがないので、人間描写が単純、底が浅いのだ。登場人物に悪人はおらず、ロリータ・ファッションに対する差別、いじめがない。相手の呼び方も「きみ」「あなた」なのは気持ち良い。難病ものにカレー、ロリータを強引に絡めたが、ヒロインの自己主張、拘りの強さを見せるだけで、あまり効果はない。篠原哲雄としては、あまりに物足りない出来だが、終盤でのカレー鍋は泣かされた。
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