久しぶりのリュック・ベッソン監督作品というだけ聞いて、前情報をまったく仕入れずに観てきました。ポスター見た段階では、女装した男性だって知らなかったけど主人公は男性。しかも車椅子に乗っていたんですね。
ドッグマンと呼ばれるのは、常に犬と一緒に居るからか犬を自由に操るからかはわかりませんでしたが、劇中ではいつの間にかそう呼ばれる存在になっていました。沢山の犬が出てきますが、犬が可哀想な目に合わないしどの犬も死にません。これは犬好きには非常に良いポイントでしたよ。
悲惨な生い立ちの主人公ですが、演劇を覚えたり歌の才能があったりと秘められた才能を発揮する場面は普通に感動的だったし見所もありました。
GOD（神）を逆から読むとDOG（犬）になるってのにはなるほどなーって感じ。REDRUMを思い出しますね。
劇中曲では、Eurythmicsが懐かしかったです。エディットピアフの歌も良かったな。ショー仲間が主人公に優しかったのも救いがあって良い。
レオンから30年…とか本作と関係のないどうでもいい宣伝を気にしなければ普通に面白い映画でした。人にオススメするほどでもないですが。
