キヨ

DOGMAN ドッグマンのキヨのネタバレレビュー・内容・結末

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

エディットピアフのリップシンクをするケイレブが凄すぎて泣いてしまった。
最高だよ〜〜〜ニトラムもかなりよかったけど、それ以上だよ。
過去と今をうまいこと行ったり来たりするのは、めちゃくちゃリュックベッソンっぽかった。ドーン!バーン!!コーナーを攻めるドライビング!!!大爆発!!!!みたいなものは、ほぼ無かったんだけど、最高だった。いい意味で期待を裏切られた。まあ例に漏れず、リュックベッソンとケイレブランドリージョーンズしか知らずに見に行ったから、裏切りも何もないんだけど。そもそも、ポスターの女の人がケイレブだとすら気がついてなかったくらい、事前に何も見てなかった。

深夜の検問で捕まったダグラスという女装した男性。拘置所内での精神科医との対話を通じて彼の半生が見えてくる。幼少期の虐待、破れる初恋、失職、そして現在へ。常に犬と共にあったダグラスの人生が、過去へ行きつ戻りつしながら、「神」の存在とともに語られる。

犬と共に歩んだ人生なんだけど、そこには常に存在しないと言う神の存在があって、すごいよかった。劇中で、ダグラスが、「僕は神を信じてるけど、神は僕を信じてない」的な発言があって、彼の人生そのものだなって思った。
円盤出たら買わなきゃ〜〜〜〜
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