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DOGMAN ドッグマンのサトシのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
3.8
脚本・監督リュック・ベッソンのアクションクライム映画。

ある夜、警察に止められた一台のトラックの運転席には負傷し、女装をした男が乗っていた。
そして荷台には十数匹の犬。
“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を話り始めた。
父親から犬小屋に閉じ込めらて育った少年時代。 犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、 絶望的な人生を受け入れて生きていくため、犯罪に手を染めていく・・・。

【キャスト】
ダグラス:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
エヴリン・デッカー:ジョージョー・T・ギッブス
アッカーマン:クリストファー・デナム
マイク:クレーメンス・シック
エル・ヴェルドゥゴ:ジョン・チャールズ・アギュラー
サルマ:グレース・パルマ
ダグラスの母:イリス・ブリー
貴婦人:マリサ・ベレンソン
青年期のダグラス:リンカーン・パウエル
リッチー:アレクサンダー・セッティネリ

見逃しそうでしたので映画館に走りました。
主人公が悪役だけど肯定するのはリュック・ベッソン監督らしく「レオン」を思い出します。
ダークヒーローのドッグマンに、弱きものを助けてと、方々から依頼があると思いきや、コンパクトにまとめ分かり易くしたのか助けたのがクリーニング屋のおばちゃんだけだったのが少し残念でしたね。
青年期が中々ヘビーで映像としてはあまり良くないので、早く過ぎて欲しかったです。
意外にもゲイではなく、化粧を教えて貰っただけなんですね。さすがに歌声は違いますよね。マリリン・モンローになりきってギャングに襲撃された時の驚きようは面白かったです。ちょっと「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを思い出しました。それぞれの犬に役割があり、可愛い犬も中々忠実に頑張っていたのが、ほっこりして良かったです。
ラストは車椅子で出れない不運でしたので残念です。
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