Paula

フラッシュオーバー 炎の消防隊のPaulaのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

China Film Administration Release
New License Logo  (2019.01.09)
大雑把に言って、日本の映倫にあたる国家电影局の映画が始まる前に流れるロゴが検閲という形で映画製作にイチイチ横槍を入れる体質が個人的に神経に触るというか、虫酸が走るので、もうそろそろ変えてもいいんじゃないかと思っていると2018年の12月に既に変わっているとクラウドレンダリングサービスプロバイダーのFox Renderfarmに載っていました。それがどうした?
前振りはさておき... フェアリーテイル映画のお話はというと

突然の化学工場の大爆発 

「あれをみろ!」
「人だ!」
「自動車だ!」
「いや、消防車だ!」
そして円広志さんの夢想花のBGM せぇ~の
♪とんで とんで とんで
 とんで とんで とんで
 とんで とんで とんで
 まわって まわって
 まわって まわる~ぅ (繰り返しもよければどうぞ⁉)
ラジオ番組が発祥の "The Adventures of Superman" の冒頭の番組が始まるときに流れる歴史に残るアイコニックな口上よりパロってみました。そのようにモノが木の葉のように空中に舞い、ドカン、ドカンとこの世の中には存在しない50号玉(五尺玉)花火が打ちあがります。

冗談はこれぐらいにしてと...
色々と目障りで理解不能なシナリオなのでそんなのイチイチ載せるのはあたしが「八十郎」になってしまうので... 映画を見てください。いや、止めた方がいいって、どっちなんじゃいなんちゃって?  失礼しました。

でも、朝から弁当を持ってくる隊長の婚約者... 持ってくるだけと思いきや消防署内の彼の部屋で一緒にって、あたしにはわかんなかったけどそれって、公私混同じゃ~ぁないのか? その分かんない小さなところが、反っていやに引っかかる。
あんだけ必死こいたのに... 飛び道具が出てきてアッサリ、鎮火って
"何よ、何よ、何なのよ!!" なめと~んか⁉
怒りのために  大噴火、ドッカ~ん 💥

お粗末様でした。〇

一番気になったのが、ラストのビデオ・レター。ありなのか? 反対にそうではないのか? わかりましえぇ~ん。意味不明です。

実際のところ同じ香港の映画作家ダンテ・ラムが2020年に制作した中国の運輸局から資金面、技術面等々、全面的バックアップを受けた似たようなディザスター映画『緊急救援 The Rescue』のヘルメットをかぶった勇敢なレスキュー・チームを派手なCGIで描いたヒーロー大作にとって代わる事をしようと試みた貧相な思考の貧乏人が作る娯楽大作映画風、中身がスカチンで何故か緊迫した場面でロマンスをブッコミ、なおかつお涙頂戴を安直に繰り返す興行収益がワールドワイドで前出の『緊急救援 The Rescue』と同じくボックス・オフィイス・ボンブという救助もできない奈落の底へ撃沈するありさまを端的に数字で表しているのが、現在の売り上げが中国も含めた全世界で9億円なりとなっている。(ちなみに2023年の中華製映画No.1は360億円を売り上げているなり⁉)

猛毒の青酸ガスが朝鮮半島まで届いたとも、また夜でも昼間のように明るかったと言われる2015年に起きた "天津浜海新区倉庫爆発事故" をベースに描いているとされる本作。そうだったら、マスクも後半になってやっと着けるなんて動画してるぜ!

10月6日に公開予定なので、季節外れの..花火 

「橋の上 玉屋玉屋の声ばかり 
 なぜに鍵屋と いわぬ情なし」
 
つまり
「錠がねぇんで口が開かねぇ」...  

だからそんな狂歌のような映画自体そのものがダジャレなんてね? 
ただし、狂歌ほど粋じゃ~ ねぇけど⁉
Paula

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