このレビューはネタバレを含みます
今年の最高傑作かもと思える程良かったし、今年1番感動で泣けました。
冒頭、地震が起きた事で危険物を積んだタンクローリーとワンボックスが崖に転落。
すぐに消防隊が出動し、間一髪救助、死亡者ゼロ(どっかで聞いたセリフですが)で、一件落着。
しかし、そんな時に化学工場で大爆発。
この爆発の威力は、風力で表現されていますが、圧巻です。
緊急事態となり、政府も絡んだ消火活動と救助活動が行われます。
化学薬品の火災は、種類によって消火活動が違いますし、作業人は100人以上。
いつ次の爆発が起こるか分からない中での救助活動と鎮火作業が進められます。
厳しい訓練を日々こなしている消防隊員が、着々と救助していきますが、負傷する者や、亡くなる方もでます。
そんな中、引火するとヤバいタンクと水素ボンベ100本(だった気がします)が残っていることが判明。
ロボットやらミサイル消火など、こんな物もあるのかという消火作戦が行われます。
さぁ、消防隊は街を守れるのか?
消火活動終了宣言時に、亡くなった隊員を含めて挨拶をするシーンは、号泣モノです。
その後の署長と彼女の消防車でのやり取りや、酸素ボンベを貰ったことで助かった先生に対して、メッセージを残した隊員のビデオメッセージをベッドで見るシーン、最後に、隊員の父親の誕生日に、「息子の○○です!」と一人ずつ挨拶するシーンなど、最後の30分はずっと涙を堪えることが出来ないシーンの連続でした。
思い出すだけで、目頭が熱くなります。
上映館は少なめですが、多くの方に観て欲しい今年一番の感動映画だと感じました。