このレビューはネタバレを含みます
この時代にこんなにも何も残らない素晴らしいB級が生まれるのだと感動するくらいだった。
ナマケモノがとにかくぬいぐるみ。『ゾンビーバー』よりもただただぬいぐるみ。
だけど怒った時にくいっと目元があがる表情は良かったよ。刀でやり合うシーンも目で表現する描写があって日本贔屓で。
ストーリーはアメリカのアクが出まくってて、女性寮のリーダーを決める投票日までのあれやこれやを描くんだけど全くもって中身なし。ナマケモノのアルファも無闇に襲いまくるし遺体は全く見つからないし。
抜けが多すぎる杜撰なストーリーと、1番のヴィランであるブリアナも全く痛手を負わず、あげくラスト自分だけ逃げたのに最後は仲を修復しているシーンにげっそり。
私は何をみたのだろうと、エンドロールで無になった。
でも、ナマケモノが主役になるのはサイコーの気分。これを機に増えてくれたら良いのにな。