アニメを一気見してから流れで観たけどとにかくこの映画がどうこうっていうよりもまず先に「ハイキュー！！」という作品を食わず嫌いせずにちゃんと観てよかった！と本気で思った。
スラムダンクみたいに映画だけでも成立してる感じなのかなーとか思ってたけどそんなこともなく全然アニメの延長線。
劇場総集編も出てるからそっちで予習済ませようと思ってる人も多いかもしれないけど、アニメをちゃんと1話ずつ観たほうがいい。一人一人のキャラにどこまで感情移入できるかで作品の評価がめちゃくちゃ変わると思う。
今回の音駒戦は今までの「強豪相手に勝てるか…！」っていうハラハラした試合というよりは「仲良い友達とやっと大舞台でバレーできて嬉しいな！」って感じなので緊張感は多少劣るけどその分どっちが勝ってても嬉しいしどっちが負けてても悔しいっていう今までとは完全に違った見方で楽しめたし、自分が部活に所属していたときの感じを思い出した。
特に研磨の「やる気ないとこからどんどん面白さに気づいて周りの熱に押されていつの間にか自分も熱くなってる」っていうあの感じは自分も経験したことがあったから勝手に重ねて感動してた。
めっちゃ良かったんだけど、もう少し長尺でゆっくり観たかったなーっていうのが本音。それこそ「まだ終わってほしくない」と思いながらエンドロール観てた。
