Disney＋にて字幕鑑賞。
あらすじは母は亡くなり、小さな町の森にある広い家で、周囲から疎まれながら1人住むブリン・アダムス。
ある日の夜、クレイ型宇宙人が家に侵入して…というもの。
大傑作青春映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァー主演作品。
『ザ・ベビーシッター』『アンダーウォーター』『ラブ&モンスターズ』の脚本家が監督兼脚本を担当。
座組みが良い！
古典的かつモダンなホームインベージョン系SFホラーの傑作！
開始10分でクレイ襲来！
急に始まるかくれんぼ！
歩き回る音、唸り声、消える電気…
足の指がそれぞれ直立していてめっちゃキモい！
手の指も長い！
惜し気もなくヴィジュアルを見せる姿勢が超良い！
超能力でドアやテーブルも吹っ飛ばす景気の良さ。
何とか難を逃れた朝、警察に助けを求めようとするとも、署長の妻からは唾を吐かれる始末…
何故嫌われているのか？疎まれているのか？謎を残しつつ展開されていく。
更に地球人に成り済まして襲い掛かってきたりとホラー、スリラーとしても上質。
宇宙船が来たり、四足歩行型のデカい奴がやってきたりと徐々にスケールも少しずつ大きくなってくる感じも好ましい。
会話らしい会話もほぼなく、主人公自身が抱く罪悪感、トラウマと内面生に向き合ったミニマムな作りで主人公を演じたケイトリン・デヴァーの独壇場！
恐怖に慄き、逃げ惑う姿が恐ろしく似合う！
ラスト付近の展開はちょっと分かり辛かったのと、オチは乗れなかったが、そこに至るまでの経緯は台詞ほとんど無いにも関わらず引き込まれる映像と演出力と手堅い作りで超面白かった！
